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庄原市長
木山 耕三
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健康で明るい生活を送ることは、住民共通の願いであります。安心してくらせるためには保健、医療、福祉、介護の充実を図り、心身ともに健やかであることが大切です。
庄原市立西城市民病院は、昭和27年に開設以来、地域住民の心の支えとして地域医療の推進に取り組んでまいりました。少子高齢化を迎えた今日、慢性期の医療を中心として介護サービス事業を取り入れた地域包括ケアの推進を図ってまいります。
合併して唯一の市立病院となりましたが、基本理念と基本方針に基づき、患者さま本位の安全で質の高い医療を提供してまいります。隣接する西城保健福祉センター(しあわせ館)と密接な連携を保ち、健診事業と在宅サービスの充実を図り、地域医療の推進に最善を尽くす所存でありますので、より一層のご指導ご鞭撻をお願いもうしあげます。
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庄原市病院事業管理者
西城市民病院院長郷力 和明
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2005年(平成17年)3月31日に庄原市・比婆郡5町・総領町が合併し、新庄原市が誕生しました。西城病院も「庄原市立西城市民病院」と名称変更し、庄原市唯一の公立病院となりました。
当病院は、医療・保健・介護の一体的サービスを提供するという、地域包括ケアの構築を目指して努力しております。
医師、看護師不足の中、平成20年4月に認知症患者治療病棟を廃止するとともに、療養病床を介護療養型老人保健施設に転換し、現在は、一般病棟54床、介護療養型老人保健施設「せせらぎ」50床として運営しています。
平成19年12月総務省から「公立病院改革ガイドプラン」が示されました。
当院も経営は非常に厳しい状況にあり、20年度「経営改革プラン」を策定し、21年度から私が事業管理者として経営改革に取り組むことになりました。
経営改革を進めながら、地域包括ケアを維持発展させ、安心・安全な医療の提供に、職員一同一層努力してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。