地域包括ケアシステムの構築
地域包括ケアシステムとは、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを、人生の最期まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される連携体制のことです。
西城市民病院は、地域住民の安心を守るために、昭和53年から施設健診(誕生日健診)を始めるなど、予防からリハビリまでの一貫した地域包括医療を目指して取り組んできました。
平成12年には、西城保健福祉センター「しあわせ館」を併設し、西城市民病院を中核とした保健・医療・福祉・介護分野の一体的なサービス提供ができる地域包括医療・ケアのしくみづくりを確立しました。
地域包括ケアを地域づくりとしてとらえ、地域の方、関係者、職員それぞれが同じ目標に向かって共に取り組んでいます。
当院では、「診療体制や看護体制の充実」「病床変換」「巡回診療の開設」「訪問診療の充実」「訪問看護(サテライト設置・訪問リハ導入)の充実」「介護予防事業の充実」「健診事業の充実」などを行い、地域包括医療ケアシステムの充実を図っています。
また、当病院は、環境整備や患者様の見守り・介助など多くの病院ボランティアの方々の心温まるご支援をいただいています。